問題となっている7つの”こ”食

2016/08/30

こんにちは。
自然健康専門家 たかみりえ です。

みなさん、幼いころ食卓でご両親もしくはおじいちゃんおばあちゃんに

「好き嫌いしないで食べなさい」「ご飯粒は残さず食べなさい」

「いただきます、ごちそうさまでした。はしっかり言いなさい」など

いろいろ注意された経験ありませんか?

もしそうであれば、言ってくれた方にぜひ感謝をしてくださいね。

そうやって食卓でのマナーを通して、人として大切なこと教えてくれたのですから。

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核家族化が進み、さらに両親共働きの家庭が増えている現代。

いま子どもたちの間で問題となっている7つの ”こ” 食 をご存知でしょうか。

今回はその7つの”こ”食についてお話ししますね。

7つの ”こ”食 とは

和食のしきたりやマナーは、もしかしたら面倒くさいと思われているかもしれません。

ですが実は、社会の中で生きるために、とっても大切はことを教えてくれています。

残念ながら今の時代、大人が忙しいため、子どもたちに寄り添ってちゃんと教えてあげられない家庭が増えてきたようです。

そこで生まれた問題が 7つの ”こ”食 です。

  1. 孤食

    家族が不在で、一人寂しく食事をすること。
    子どもにとって大切なことは、家族や親が愛情をもって自分を見守ってくれているという安心感。その経験が薄いと、人を気遣う優しさが生まれず、社会性や協調性が身に付かず、引きこもりやすくなると言われています。また、好き嫌いが増え傾向にもあります。
    食卓での会話は、子どものコミュニケーション能力を上げるとっても大切な時間ですよ。

  2. 個食

    家族がそれぞれ自分の好きなものを食べること。
    子どもは大人と同じものを食べることによって、酸っぱいや苦いなどの味をしり、味覚を発達させていきます。いろいろな食体験をさせてあげてください。
    好きなものばかり選んで食べていると好き嫌いが増え、栄養が偏ります。また、他人の意見を聞かなくなったり、協調性がなくなりわがままになることも。

  3. 粉食

    パンやパスタなどの粉製品を好んで食べること。
    咀嚼力が低下してしまいます。噛むことで脳の血行をよくし集中力や記憶力が上がったり、満腹中層も刺激されるので食べ過ぎを防げるのですが、麺やパンはあまり噛まなくても食べられるので、そういった効果が得ずらくなります。また、運動能力も低下するといわれています。

  4. 固食

    自分の好きな決まったものしか食べないこと。
    栄養が偏り、生活習慣病になりやすくなります。また、栄養不足により肥満になったり、キレやすくなったり、発育不全になることもあります。
    健康な身体をつくる食習慣を身につけられるよう、大人が寄り添って導いてあげましょう。

  5. 小食

    いつも食欲がなくて食べるようが少なく、バランスが悪いこと。
    発育に必要な栄養が足りず、無気力になったり、発育不全になります。原因は人によってさまざまですが、ストレスや寂しさで食べられないことが多いようです。
    今まで食べていたのに、食べる量が減ったかな?など、子どもたちの変化を見てあげてください。

  6. 濃食

    スナック菓子や加工食品など味の濃いものを好んで食べること。
    本来の味がわからなくなり、味覚障害になることもあります。また、肥満や生活習慣病を引き起こします。素材のもつ繊細な旨味を感じられる味覚を磨くには、幼い子どものころの食卓がとても重要です。ぜひ大人も薄味や出汁の効いた食事を、子どもたちと一緒に楽しんでください。

  7. 子食

    子どもたちだけで食事をすること。
    注意したり見守ってくれる大人がいないので、食事のマナーが身に付かなかったり、お箸が上手に使えなかったりします。社会人になってから身につけることは、非常にたいへんです。躾は脳の柔らかい子どものうちに、しっかりと教えてあげましょう。

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和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

それは、「日本人の伝統的な食文化」として価値が認められたからです。

わたしたち日本人が誇る食文化を次の世代に教え受け継いていくには、

毎日の食卓が非常に重要な場所だと思います。

そしてそれは単なる文化の継承ではなく、上手に生きるための知恵や、心構え、

「日本人の心」が詰まっている大切な遺産です。

ぜひもう一度、日々の食事の時間を見直してみてはいかがでしょうか。

 

参考図書:「心と身体を強くする食育力」著:服部幸慶

-人を良く育てる「食育」